金利上昇に伴い
定期預金金利も急激に上昇したわけですが、
それでもその金利はわずか0.3%しかなく、
銀行にお金を預けていても
ほとんど増えないことにそう変わりはありません。
仮に、300万円をまとめて
その10年定期に預金したとしても
1年目に増える金額は
300万円×0.3%=9,000円
そこから約20%の税金を引かれて
手取りは7,200円、
2年目はその7,200円が上乗せになり
3,007,200円×0.3%=9,021円
そこから約20%の税金が引かれて
手取りは7,217円といった感じでしか
増えていきませんからね。
まーそれでも
これまでのことを考えると、
貯金=銀行一択の方からしたら
なかなか嬉しいことには違いないんですけどね。
おはようございます。
吉川です。
では今回は、
「預金」と「住宅ローン」と「投資」
についてお伝えしていきたいと思います。
銀行が10年の定期預金金利を上げたと同時に
家を建てる方が最も利用している
10年固定の住宅ローン金利も上がってしまったし、
今後も安定したインフレが起こるとしたら
長期金利に連動する
10年固定の住宅ローン金利は
さらに上昇するのが自然の流れであり、
かつ、今後は短期金利の上昇に伴う
変動金利の上昇が待っていると思うので、
その辺も含めた上で
今後家を建てる場合どうしたらいいかについて
個人的な見解を述べていきたいと思います。
✔️頭金は入れるべきなのか?
仮に数百万円単位で銀行預金があるとか、
親御さんからの贈与がある場合、
それを頭金として入れ借入れを減らした方がいいのか?
というご相談を受けることがありますが、
この答えはその資金を
どのように運用するつもりなのかによって
180度違ってきます。
今後の10年固定の金利は
おそらく最低でも1%。
(日本の10年物国債の利率より
低い金利で銀行が貸すことは
まずあり得ないからです)
それに対し10年の定期預金金利はわずか0.3%。
ご説明するまでもなく
金利の差を見ただけで
預金するぐらいなら
頭金を入れて借入額を減らした方がいい
と感じていただいたのではないでしょうか。
一方で、このまとまったお金を預金ではなく
投資に回すとしたら話は変わってきます。
仮にこの300万円を
全世界株のインデックスファンドに
毎月分割して積立投資した場合、
過去の事例通りには行かないにしても
それでも住宅ローンが終わる40年後には
2倍以上になると考えられます。
そして、仮に今後物価が年率で2%ずつ
コンスタントに上がり続けていくとして
ローンが終わる頃には物価が2倍になってしまうとしても、
持っているお金の価値が2倍以上になっているとしたら
そのリスクを十分ヘッジ出来るのではないでしょうか。
ゆえ、これから家を建てる方は、
こういったまとまった資金がある場合、
預金や頭金を入れるという選択ではなく、
積立投資に回すという選択も考えていただければと思います。
理想は、少しばかりまとまった資金を入れて、
その後も数万円の積み立てを毎月上乗せしていく。
まとまった資金を入れるのが、
気持ち的に抵抗があるのなら、
増える額は少なくなってしまいますが、
この資金を分割して毎月コツコツと積み立てしていく。
この知識は、
これから家づくりをされる方に
例外なく必要だと思うので、
この記事の内容を知っていただいた上で
家づくりの予算計画を
立てていただければと思います。
それでは、、、
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